おしらせ

日本ランニング協会との協働

2014年4月26日、一般社団法人日本ランニング協会(以降JARUNA)の発足オープニングレセプションに、Priv.代表理事である福島圭介氏が出席した。 今後のJARUNAとの協働について福島氏が展望を語った。

一般社団法人日本ランニング協会(以降JARUNA)は、「安全に、楽しく、継続して走る」をテーマに、ランニングという国民的スポーツを庶民が安全に行える環境づくりを目指して発足されました。レセプションでの代表理事である小林渉氏の力強いコメントが印象的でした。「ランニングは生涯続けられるスポーツ。何らかの理由でランニングをやめてしまう人を減らすことが大きなミッションなのです…」

小林氏とはJARUNA発足前から何度となく、会の設立趣旨を伺っていました。小林氏は自らも大学時代に箱根駅伝に出場するトップアスリートであり、本会発足についても始めはトップランナーをどう育成するかに焦点を置いた団体の設立と、私は勘違いしていました。しかし、若き先導者である小林氏の目には、自らが育ったランニングというスポーツを通じどう社会に貢献していくかという、私の想像を遙かに超えたイメージを描いておられました。ランニングで日本を元気にする、というコンセプトを掲げ、力強く事業を展開されることをご期待致しております。
さて、今回のレセプションには、一般社団法人日本救急救命士協会の鈴木哲司会長と顧問の小林國男先生にご出席いただきました。私自身も所属する救急救命士協会としては、Priv.と共にランニングアドバイザー養成講習AEDプログラムへの監修に加わっていただき、陰ながらJARUNAをバックアップしていただいております。
Priv.では、今後ランニングアドバイザー資格養成講習会におけるAED実技指導のインストラクターを随時募集します。毎月1〜2回、ひとまずは東京と大阪にて講習会を展開していきます。
今、私は自社のピースフルの事業として、マラソンイベント等の救護事業を行っています。しかし、理想であるのはまずはランニング中の事故発生のリスクをランナー自身に自覚してもらい、要救護者を減らすこと。そして、イベントだけでなく日常でのランニングも含め、急病等の発生時にランナー同士がお互いに助け合える環境をつくることだと思っています。私たち救急救命士や医師による救護体制はあくまでも最終の命綱であってほしい。 私たち民間で活動するPrivateEMTの役割の一つとして、一般ランナーへの普及活動が重要だと考えています。Priv.の一員として活動に関わりたい方、ぜひご連絡お待ちしています。オリンピックを数年後に控え、PrivateEMTとして社会に貢献できることは何か。多くの可能性を、1つずつ実現させていきましょう。